28 8月

引き戸

古い和風の家屋は必ずと言っていいほど玄関が引き戸になっています。このようは古い引き戸にはいくつかの弱点があります。
弱点のひとつはガラスの部分です。引き戸は大抵すりガラスがはめ込まれています。このガラス部分を割れば簡単に内側に手を伸ばして鍵を開けることができてしまいます。
また、引き戸は二枚の戸が重なりあっています。この重なっている部分に隙間があるので隙間に工具を差し込めば簡単に鍵を破壊してドアをこじ開けることが可能です。
最近の引き戸はこういった弱点が改善されて防犯性に優れたものが増えています。しかし、一昔前の引き戸だとこのように空き巣の被害にあいやすい作りになっているのでとても危険です。
引き戸の防犯性を高めたいと思ったら鍵交換をするのがいいでしょう。
引き戸向けの高性能のカギもカバ社などからでています。ピッキングなどの不正解錠に耐えられる高性能のカギです。
さらに防犯性を高めたいのであれば補助錠をつけたり、ガラスを防犯ガラスに交換するなどいった対策を取るといいと思います。
また、引き戸は古いと故障も増えてきます。鍵交換をすれば使い勝手はかなり改善されますし、戸車などをついでに調整すればたてつけもなおってより使いやすくなるでしょう。

28 8月

鍵交換作業

最近は防犯意識が高まってきていることもあって自ら鍵屋に鍵交換を依頼する人も増えているそうです。
しかし、お金がかかるので自分で鍵を交換しようとする人も多いみたいです。
室内錠やトイレの鍵など、日曜大工の範囲で鍵交換ができたりします。普段からそういった作業に手慣れている人ならなんなくできるでしょう。
ただし、玄関の鍵は精巧な鍵のため、作業の難易度が高いです。間違って取り付けてしまうと壊れやすくなったり鍵がかからなくなってしまうこともあるそうです。
もしどうしても自分で鍵を交換したいという人は注意して作業を行って下さい。
特に気をつけた方がいい作業は2つあります。
ひとつはシリンダーのバーを切断する作業です。シリンダーからでているバーを扉の厚さに合わせて切断しなくてはならないのですが、この時必ずシリンダーと扉、内側のカバーをしっかり合わせて長さをはかるようにしてください。もし短くなってしまうとそのシリンダーは使えなくなってしまいます。ですから、最初は長めに切ってそこから調節していくことをおすすめします。
もう一点はシリンダーのコアの向きです。シリンダーのコア部分に鍵をさしたまま作業をすると角度がおかしいまま鍵を取り付けてしまいます。この状態だと鍵がささったまま抜けなくなってしまうのです。
鍵を抜いて作業するようにしてください。

28 8月

引っ越しの時

引っ越しというのはこれまでの生活をいったんリセットして新しい生活をはじめるきっかけとなるイベントです。
いろいろとやらなくてはいけないことが多く、雑務に追われて細かいところまで目が行き届かなかったりするかもしれませんが、防犯のことに気配りするのも重要です。
特に、鍵交換は必ずしておいたほうがいいでしょう。
中古の一戸建てや賃貸マンションなどへ引っ越しをするときにはリフォームの一環として必ず鍵を交換しておきましょう。
鍵を交換しないと前住んでいた住人が合鍵を持っていたら侵入されてしまう可能性があるからです。最近ではもしものために新築の家に引っ越しをする人でも鍵を交換してから入居する人もいるそうです。
賃貸マンションやアパートに引っ越しをする際には管理会社や不動産会社に鍵交換の希望を伝えれば費用を負担してもらって対応してもらえることもあります。しかし、場合によっては自己負担での交換となることもあります。
いずれにせよ、鍵交換をするときは業者の作業に立ち会うことをおすすめします。きちんと真新しいシリンダーを開封して交換しているところを自分の目で見て確かめるようにしましょう。
新しい家に住み始めるのならばその新しい家に合わせた最適の防犯対策を行っていきましょう。環境が変わればその環境に応じた防犯の形が必要になってくるのです。

28 8月

複製防止

ディンプルキーはピッキングに強く防犯性が高いということはよく知られた事実だと思います。
しかし、ディンプルキーなどのハイセキュリティシリンダーの特性はそれだけではありません。この鍵は不正な複製も防いでくれる機能があるのです。
ディンプルキーを購入すると最初にセキュリティカードというカードがついてきます。
このカードは合鍵を作るときに必要になるものです。カードを合鍵屋さんに持って行って、そこからさらにメーカーに申請して所有者情報と鍵の番号を照合して合鍵を作ってもらうことになるのです。
ですから、セキュリティカードがないと絶対に合鍵を作ってもらうことはできません。カードを紛失した場合は新しい鍵をまた取り付けなくてはならないのです。なくさないように大切に保管しておきましょう。鍵が最初に入っていた箱に説明書と一緒にとっておくといいですよう。カードだけとっておいても何年かたった後にみると「このカードなんだっけ?わからないから捨てちゃえ」となってしまう可能性があります。
鍵を購入した時に鍵屋さんにきちんとそのようなことまで説明してもらうことも大事です。自分が使っている鍵がどのようなものなのかしっかり把握しておくようにしましょう。